◇富士登山キャンプ

富士登山キャンプでは,夜中の12時に5合目を出発しご来光を見るはずだったが「午前2時,7合目付近,I君が高山病と低温症で泣き始める」,「Y君(小4)が,めがねが曇り,前が見えずに目をつむり,意識も薄れた状態で歩き,何度も転んだ」,「辛そうな子に対して,『Y,大丈夫か』,『Iがんばれ』という声が何度もあった」,「I君(小4)は『もう二度と富士山には登らない』と言っていた」,「『まだ行ける,行きたい』と身体をがたがた震わせている子もいる」,「午前2時30分,7合目半,横殴りの雨と立っているのがやっとの強風,ここが限界.これ以上行っても天気は回復しないから戻ろう,というガイドの言葉で納得する様子」など,子ども達の限界を超えて自然の猛威に触れる体験であった.

 

◇白馬登山

白馬登山では,白馬大池にテント泊し,早朝に白馬岳のピークを目指す本格的な山行にチャレンジした.「Mちゃん(小3)と,Aちゃん(小5)は荷物の重さに圧倒され,なかなか足が進まない.」,

 

 

ト泊し,早朝に白馬岳のピークを目指す本格的な山行にチャレンジした.「Mちゃん(小3)と,Aちゃん(小5)は荷物の重さに圧倒され,なかなか足が進まない.」,「『頂上まだ』,『ここ頂上じゃないの?』と何度も尋ねられ,先の長さに心が折れている様子」,「『超きれい』,『すごい』,『こんなのはじめて見た』とご来光に感動している様子」,「小蓮華岳山頂でY君(小4)が『もうここまでにしようかな』と弱気になる」,「小蓮華岳山頂でMちゃんは『もうここでいい』と自分で判断」等,本物の自然と触れ合う中で自然の迫力に圧倒されながら,自己の挑戦に挑み,それぞれが達成感を味わい,それを互いに共有できる素晴らしい山行であった.

 

◇ロッククライミング

ロッククライミングでは,「自分の登る番を順番待ちし,子ども達のやる気を感じた」,「40~50分同じセミ(動けずにじっとしている状態)になってもまだがんばろうとしていた」,「がんばって登っている子を下で待っている子ども達が,登りきるまで声援を送った」,「登れないルートを何度も交代でチャレンジしていた」等と,子ども達が自発的に仲間を励まし,応援するシーンが幾度も見受けられた.